2011年5月30日月曜日

楽しい食事会(アキュイール編)





昨夜のブログに書いた通り、日曜日の夜は「Mさん、Tさん」ご夫妻、
それにMさんのお友達のMMさんと私の4人でフレンチレストラン「アキュイール」へ。
以前「Kさん」とお邪魔して以来、1年近くお伺いしていなかった。
相変わらずの人気レストランで、堅苦しくなくリラックスできるレストランです。

で、いつものことながらご主人の「Tさん」がパンを食べ過ぎて、途中でお腹いっぱいの
サインを出していたけど、何とか最後のデザートまでたどり着きました。よかった!

マダムのかわいらしい接客態度がとても微笑ましい。
ご主人の作る美味しい料理をサーブする事が楽しくてしょうがないという感じです。
昨年、私の事務所で改修したフレンチ「エテルニテ」も、豊中の「ラ・メゾンブランシュ」へも
シェフと二人で行ってくださったようで、ありがとうございます。
工事に携わった人間として素直にすごく嬉しいです。

        




        

        



仕事柄こんな料理を食べる機会は少し多いかもしれないけれど、

常に贅沢をしている訳ではありません。ご一緒されている方々も同じです。


たまにだからこそ、美味しいものを食べて、楽しい会話がはずんで

ストレス解消になるのではないでしょうか。

その時ばかりは嫌な事も、しんどい事も忘れられますから。。。。

また明日から頑張らないと!

またまたM社長にご馳走になってしまった。いつも本当に済みません。

今度は是非ご馳走させて下さい。「幸福粥店」だったらOKですけど。。。







2011年5月29日日曜日

ハワイを愛する方々




ハワイをこよなく愛する方々の集まりに参加させていただきました。
彼の地もそんなに行ったことはないのですが、会員の友人ということで飲み会に
参加させていただきました。

この会はどちらかと言えばシニアの方が中心の集まりで、本部はもちろんハワイにあるそうです。
でもそのシニアの方達のパワーが凄い!皆さん、もちろんハワイに別荘やアパートメントを
持ってらっしゃったり、2~3ヶ月に一度ロングステイで出掛けたりして、シニアライフを
楽しんでらっしゃるようです。

今回も中心メンバーの方3組ほどがハワイに行かれてるそうで、少し寂しいといわれてましたが、
夕方5時から宴会!?が始まって。。。。大盛況!飲み会の会場になっている和食店のオーナーも
ハワイ大好きでしょっちゅう行かれてるそうですが、みなさん本当にハワイを愛してらっしゃるのに
驚きました。
夕刻5時からのスタート、そんな早い時間から飲んだり、食事したりしたことが無かったので
胃がびっくりしてました。


写真はマウイ島のワイレアポイントにある超、超高級別荘地。ひろ~い芝生の庭と、
ホイールウォッチングが出来る海に面してます。こんなところに別荘持っている方もいらっしゃるのかな?
隣接するホテル「フォーシーズンズマウイ」がケータリングサービスもしてくれるそうです。

現地を訪れるとハワイ在住の会員の方達が至れり尽くせりの熱烈歓迎をしてくださるそうです。

その会に連れて行ってくださったある会社のオーナー、今年は自社の創立〇〇年だそうで
お祝いに社員全員招待してハワイへ行かれるそうです。こんな時期なのになんとも
景気のいい話しではないですか!

社長!僕も連れてって~!

今夜は台風が近づく中、その社長ご夫妻と食事会です。後で真剣にお願いしようっと。













2011年5月28日土曜日

原風景






大阪に住んで20年以上なるのに、中崎町の路地なんて一度も歩いた事がなかった。
空堀とかもそうなんだけど、古い町家をショップや飲食店に改造している街は
あちこちにあるのだが、どうしても自分がそこに馴染まない気がして行く気がしなかった。

理由はよく分からないのだが、自分自身の中に素直にいいなあと思えない何かがあって
避けてたように思います。

少年時代こんな風景はそこらじゅうにあって、自分達の遊び場の一つになっていた。
写真のような面格子のお店(当時は散髪屋なんかだったりして)の壁に白黒TVが、
トビラ付きのハコに大事に収められていて、月光仮面なんか放映されて近所の子供達が
窓に群がっていた。

日本中がそんなに豊かでなく、みんな似たような生活レベルだったような、そんな街の風情が
僕の原風景の中にあって、それはそれでそっとしておきたい何か懐かしい匂いのする場所の
ような気がする。
だからそんな街へ行くと白黒写真の思い出が次々と頭に浮かび出してしまう。
いやな思い出ではなく、むしろ楽しい思い出なんだけど、今の街並みに自分自身を上手く
合わせられない不器用さが歯がゆいのかもしれない。

歳をとった事を誰かに覚られたくないと密かに思っているのだろうか。














2011年5月23日月曜日

アーバネックス京橋プライマリーワン





今春竣工したアーバネックス京橋プライマリーワンの写真がやっと出来上がりました。

シンボルツリーである「タイワンフウ」は落葉樹なので、若葉が芽吹くまで撮影を
じっと待ってました。
盛期の葉の量にはまだまだですが、さすがにそこまでは待てないので
先日撮影することにしました。
CGは黄葉した「タイワンフウ」をイメージして制作しましたが、写真は新緑です。
カメラマンに同じアングルで撮影をお願いしました。比較すると面白いですよね。
        


        


        
エントランスホールは写真のみですが、土物タイルで作った壁面の目透かし積みが
コールテン鋼のドアとよくマッチしています。




2011年5月20日金曜日

ガレージ撮影







数日前、撮り残していた「BW-H」ガレージ廻りの撮影がやっと終わりました。
フルスケルトンリノベーションでここまで改装してしまう住宅は、あまりないかも知れませんが
結局、設計から完成まで18ヶ月ほど時間が経過しました。長いような短いような。。
感慨深いプロジェクトでした。施主の「I さん」本当にお疲れ様でした。

撮影中、ガレージの中のミニカーコレクションを知ってるらしく、近所の小学生達が
みな一様に覗き込んでました。
あまり、本物の方には興味が無さそうだったのがちょっと不思議な気もしましたが。

先日提案した東京のコンペ住宅のお施主様も車に興味がおありだとか。
ガレージライフの参考になればいいのですが。





事務所ではこれから始まる住宅数箇所の建築確認申請準備に追われております。
それぞれのお施主様とも打合せラッシュ。頭を切り換えて頑張りましょう!


2011年5月16日月曜日

ラ・メゾンブランシュへ






昨日のブログで書いたように、マネージャーの「I さん」ご結婚お祝いのため
ご無沙汰していた豊中市にあるフレンチレストラン「ラ・メゾンブランシュ」へ伺った。

このレストラン、2年程前にスタジオクランツォで建物、店舗含め設計監理をさせていただいた。
私どもの大事なクライアントの1軒です。その店のマネージャーが結婚されるのにお祝い
しないわけにはいかない。鹿児島の老舗旅館に嫁がれるということで、機会があれば
そちらにも是非宿泊に伺いたい。

           
           
スタッフは多少のチェンジがあったもののみなさんお元気そうでした。
特にシェフは相変わらずエネルギッシュで。。。でもちょっと太ったかな?仕事の話も間に
挟みながら結局4時間ほどの楽しいディナータイムでした。

印象に残ったのは「I さん」の幸せそうな笑顔。シェフも僕もちょっと頑張んないといけないなあ。
次のマネージャーさんも以前「ブルディガラ」や「ハジメ」さんでお世話になった方。
ちょっと和みました。

お店の宣伝も兼ねてシェフのお奨めコースの内容をアップします。
と言いつつ、料理の中身結構忘れてます。シェフ ゴメンナサイ!
           
アミューズは生ハムをワッフル生地で巻いたものと、何のジュレか忘れました。ゴメンナサイ。
           
前菜はフォアグラのテリーヌ、間に無花果とりんごのペーストが挟んであります。
付け合せは蓮根を揚げたもの。フォアグラ美味しいです。
              


もう一つの前菜は桜鱒を蕎麦のガレットで巻いて、サワークリームとキャビアを添えた


見た目も美しい一品。桜鱒のレア加減が絶妙です。          


           
それからドンブ産の蛙。みんな手でかぶりついてました。香ばしくて美味です。


           


魚は平目。それにホタルイカとサマートリュフ。ソースはシャンパーニュベースでしょうか。          


           
そしてメインは熊本産の馬肉のロースト。脂が少なく鹿肉を食べているような感じです。


メインは結構重くなるのですが、これはみんなパクパク食べてました。          


           
色々なチーズを盛り合わせていただいて、これもペロリ。みんなよく食べるワ!  


           
小さなデザートの写真アップするの忘れました。ココナッツのブランマンジェでした。


これは初夏の定番「山中さんのトマト」美味しいよ!僕以外みんなオーダーしてました。      


           
僕はナポリのデザート「ババ」。ラム酒たっぷりですが、大丈夫でした。

相変わらずお店は予約で満席。シェフ流行ってますねえ!

また食べに行けるよう僕達も頑張らなくちゃ。

久しぶりにスタッフ全員ゆっくりした時間を過ごしました。


「I さん」もお元気で!でも旅館の若女将でバリバリ仕切っている様子が目に浮かびます。



2011年5月15日日曜日

マラルンガとキャブチェア






住宅の設計監理が終わりに近づくと、「インテリア家具、何を選んだらいいですか?」と
よく相談を受けます。

設計者としてはそんなに家具を限定しなければならないほど、
嗜好性の強い空間に仕上てはいないつもりなのだが、
山口さんのお奨めはの家具は何ですか?と聞かれるので、余程でない限り
カッシーナ社の「マラルンガソファ」と「キャブチェア」をお奨めします。

なぜかと言えば飽きがこないデザイン、上質の革で一生モノだからということ、
それから空間を邪魔しない上品さがあることetc。。。
そして一番大事な座り心地がよいこと。長時間座っても疲れません。
          
                         「BW-H」 リビング

マラルンガはご存知の方も多いと思いますが、
イタリア人デザイナー ヴィコ・マジストレッティ (2006年没)が1973年にデザインした
ソファでニューヨーク近代美術館にコレクションされている名作です。
彼自身もミラノ工科大学建築学科出身の建築家であり、空間と家具の関係は
よく承知してたはずです。
この「BW-H」以外でも「P-H」、「A-H」で使っていただいてます。
          
                        「BW-H」キッチン、ダイニング

それからキャブ(CAB)チェアですが、こちらもイタリア人建築家 マリオ・ベリーニ 1976年の作
ニューヨーク近代美術館コレクションになってます。

スチールのフレームに厚手の美しいしっかりした革を被せてあります。
使ううちに身体に馴染んできて、座るとピタッとフィットします。

このソファとチェアなんだか相性がいいようで、一つの空間にあってもまったく喧嘩しません。
だから名品なのでしょうね。

確かに高価ですが、長い間使える素晴らしい家具だと思います。

今設計を進めているクライアント「Nさん」も色々迷われていたのですが、
実際に座られてみてとても気に入られたようで、「マラルンガにしたい」という
メールが数日前に事務所に届きました。

しかし、私の事務所、カッシーナ社と特別仲がいいということではありません。
念のため。。

さてさて今夜はお世話になっている豊中のフレンチレストラン
「ラ・メゾンブランシュ」のソムリエール「I さん」が御結婚のため
5月いっぱいで退社されるということで、事務所全員でお祝いに出かけます。












2011年5月14日土曜日

焼杉






建築材料の中で最近好きになったのがこの手焼きの「焼杉」。

バーナーや薬品で表面を焼くのではなく、杉板を3枚づつ三角形に組み
新聞紙、おがくずなどに着火させて焼き上げる昔ながらの伝統技法。
これで焼いた板はメタリックな光沢感があり美しく、そして耐久性がある。

写真は「櫻山居」のために焼いていただいた時のもの。
凄い火柱が上がりますが、頃合を見計らって、板をバラします。
そうすると表面の5~6ミリが炭化するだけで綺麗に仕上がります。
          
          

1分も経たないうちに出来上がり。
焼けて反り上がった板は積み重ねているうちに平になるそうです。

          
下の写真はその焼杉を壁面すべてに使った「櫻山居」。
瀬戸内の穏やかな光が建物を包み込みます。
季節の変化や光の加減でその表面は微妙に変化します。

          
圧巻なのは夕焼けの茜色が杉板に映り、建物がオレンジ色に輝く時。
言葉では表現できない美しさです。
          
荒々しい焼杉の表面。焼杉は焼くと少し痩せるため、目板でジョイント部分を押さえ
雨水の侵入を防ぎます。この地方独特の施工方法のようです。

          
暮れなずむ頃、藍色に変化する焼杉の壁。
「櫻山居」ダイニングを照らす白熱灯とよく合います。
          
現在設計中の「記憶の家」、櫻山居から1時間ほど離れた場所なのですが、
この辺りも古い家は焼杉を使用しています。
醤油醸造所をイメージした家ですが、外壁を焼杉と漆喰を使ってデザインします。






2011年5月9日月曜日

男の棲家





「BW-H」のお施主様から、やっとガレージのミニカーコレクションが片付いたので
見に来て下さいと連絡を頂き、ディスプレイ家具図を描くために預かっていたミニカーを
持参して昨日お伺いした。

男はいつも心のどこかに好きな遊び道具をコレクションして、飾って眺めたり
触ったりしてみたいと願望しているところがある。
施主の「I さん」はそれを実現された羨ましい方の一人です。

ブログの写真は許可を得て掲載してますが、さすがにこれは凄い!
敷地にはもう1箇所ガレージがあるのですが、そちらもコレクションで一杯です。
ポルシェの奥に書斎があり、そこも壁一面コレクションが飾られています。
書斎から好きな車がいつでも眺められるようにデザインしてあり、ガレージライフを
堪能できるようになってます。

いやあ、コレクションも半端ではない数ですが、その前に鎮座している車もす、すごいです!

原色のボディカラーがこんな特別な車にはよく似合います。



昨日はご主人の友人家族の方たちがお見えになり、挨拶をさせていただきましたが
みなさん仲がよくて、家族のように喜んでくださいました。

帰り際、お施主様から「本当に満足する住いをデザインしていただいて
感謝しています」と言われ恐縮してしまいました。

これを機会にまた、お知り合いの方に仕事がつながっていくといいなあと
心から思った日でした。



2011年5月3日火曜日

模型の居場所





ゴールデンウイーク谷間の昼下がり、最近増えてきた模型整理のため
不要になった本棚を利用してスタッフ共働で模型スペースを作った。

小さい模型スペースはスタッフのディスク前の窪みを利用して、全部は並べられないけど

打合せスペースに置いてあった収拾のつかない分だけでもと、レイアウトしてみた。

この場所には丁度スポットライトもあり、模型を眺めながら構想出来るのでスタッフには

結構評判がよい。

 
しかし、サイズが大きいものはやはり置き場が無く、打合せスペースの本棚の上に

相変わらず鎮座している。

だがその場所を通るたびにはみ出した台座が身体に引っかかったりして結構気を使うんだよね。






僕は出来るだけ模型はその建物の施主様にプレゼントするようにしているのですが、


スタディ模型なんかは事務所に残るし、仕事が終わったからと処分してしまうわけにもいかない。


見えにくい場所に格納するようにしてますが、どんどん増えてしまい置き場を考えるのが一苦労。


下の写真の模型、(株)イング本社、配送センターのモデルですが、スタッフ二人がかりで



長い間かかって作りました。会長室に飾りたいからということでプレゼントしましたが


事務所の片隅で埃を被ってしまうより、企業トップの方のオフィスに置いてある方が


絶対にいいと思います。


住宅の模型も家族みんなで覗き込み手で触ってもらって、ボロボロに崩れていく方が


本望ではないでしょうか?そんな模型がたくさん作れたらスタッフみんな嬉しいです。










2011年5月1日日曜日

徳山鮓のうなぎ茶漬け



ちょっと小腹が空いた時や、休日のお昼時にこの「徳山鮓のうなぎ茶漬け」を愛用している。

徳山鮓はご存知の方も多いと思いますが、滋賀県湖北地方の余呉湖にある
鮒の熟れ鮓で有名な料理店。
以前ブログにも書いたことがあるのですが、その時は営業時間に間に合わず
何も食べれなくて、折角来たんだからと買って帰ったのがこの茶漬け。

でも機会を逃してその美味しさを紹介していなかった。
ご主人が作るこの茶漬けは山椒の風味が絶妙で本当に美味しい。
事務所では時々「お持たせ」としてお客様にもお渡ししています。

今日は「記憶の家」のYさんご一家とお昼から事務所で打合せ。
その前にちょっと早いけど腹ごしらえ。







タイのセラドン焼の器でいただく「うなぎ茶漬け」。

ランチョンマットといい、和食というよりもアジアンフードみたいになったかなあ。

大分、竹田の竹箸を添えて。。



このお茶漬け、梅田の阪神百貨店食料品売り場で販売しているので買い求めやすい。

自宅の冷蔵庫に在庫が無くなると、仕事の帰り道ちょっと立ち寄って買います。

私のお奨めの一品です。ではいただきます!