2014年8月13日水曜日

夏の夜の饗宴(大扇食堂にて)



料理続きのブログで申し訳ないですが、
京都市伏見区淀で設計・監理を進めていたトラットリア「大扇食堂」。
地元の方が気軽に入れる下町の雰囲気を持つ食堂です。
なにせ淀の市場に隣接してますし。。。。














7月に完成はしていたのですが、じっくりと慣れてから
本格的にスタートを切りたいということで、
ランチ営業だけを続けられていました。

やっとフル稼働出来そうになったということもあり
工事関係者、アトリエスタッフでお祝いを兼ねて食事に伺いました。
また、いつも私どもの建築写真をお願いしている
清水向山写真事務所の清水さんにも同行してもらい
活気あるお店の写真を竣工写真として撮影してもらうことにしました。

シェフはリビアの大使館で料理人を務め、その後4年ほど
ジェノヴァにあるジェノベーゼ発祥料理店で経験を積まれ、
現在は京都烏丸御池にある「ラットン・ゾーロ・ドーロ」金の子豚という
イタリア料理店のオーナーシェフでもあります。


















お店の宣伝もさせて頂きたいので、出していただいた料理を
今回は全部アップしたいと思いますが、とにかくすごい種類。
まずは前菜4種類を出して頂きました。
野菜を中心としたイタリアの日常生活に出てきそうな前菜です。
























































パンもすべてシェフの手作り。美味しいんですこのパンが。。。
続いてパスタこれも4種類。
特にジェノベーゼは最高に美味しい。これが本当のジェノヴァの味なんです!
パスタもタリアッテレ、オレキエッテ、バッケリ等すべて手打ち麺です。






































































魚料理はホウボウのアクアパッツア。
ムール貝やアサリの出汁もいい具合に混ざって
さっぱりとした味付けですが、深みのある味でした。
もうこの辺りにくると相当お腹がいっぱい。
魚がメイン料理かと思っていたのですが。。。。




























国産豚の厚切グリル、この豚がまたメチャクチャ柔らかいんです。
イタリアのどこかの家庭に招待されて出てくるような
とても家庭的で暖かい料理です。
特にソースの味がイタリアそのもの。。
掛け値無しに美味しい。でもこのプレート皿直径50cmほどあり
かなりのボリューム。。。苦しい。。。
シェフからもう一皿牛肉のビステッカがあるんですけどと。。。
さすがに食べられずみなで断念しました。。

でもドルチェだけはみんな食べましたよ。




























一人お子ちゃまが混じっておりますが、スタッフSさんのお子さんで
今回お店をデザインするのにちょっと手伝ってもらったので
お礼に参加してもらいました。

とても美味しくて、イタリア留学していたスタッフも懐かしい味!!と
大喜びでした。お値段も庶民的で日常使いには最適です。
お盆休み前の楽しいひと時を過ごさせていただきました。

どうぞ「大扇食堂」を宜しくお願いします。

京都市伏見区淀池上町136-14
電話 075-925-7988
定休日 水曜日

沖田シェフ 本当に有難うございました。
朴訥なシェフが厨房に入ると別人の顔になり
プロの仕事をされていることに、みな一様に驚き
そして感動しました。
またこれからも宜しくお願い致します。

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