2014年5月28日水曜日

贅沢な悩み



近畿圏のあちこちでプロジェクト工事が進んでいますが、
アトリエから一番近い現場はJR東西線の隣駅「大阪天満宮」が最寄駅である
「O」プロジェクト、単身者向け集合住宅としては17棟目のプロジェクト。
13階建ての集合住宅ですが、一昨年からプロジェクトはスタートし
来年2月に完成予定です。長~い工程です。

今スタジオで一番頭を悩ましているのが、バルコニー手摺りの配列です。
写真のサンプルカラーをどのような配列にするか。。。とても悩ましい。。。
アルミの板材にフッ素焼付け塗装をするのですが
昨年からCGでパターン表を作って色々検討していますが
カラー配列を確定する時期に来ているので、最後の決断をしなけれなりません。















微妙な色違いなので、どこまで違いを表現できるのか
現在色サンプルを作って頂いてます。
出来上ったサンプルを見てまた多少の変更は出るでしょうね。


















下の写真は先日チラッとお見せしたモザイクタイルの
正式なシートサンプル。おおよそ300×300㎜あります。
アトリエの打合せテーブルにいつも無造作においてあるので
来所された方が必ず「これは何ですか?」とお聞きになる「シロモノ」。

この建物の一番シンボリックな部分に使います。
昨日は定例会議で、これらのサンプルやエントランスホール内に使用する
イタリアの特殊仕上材「アフリカ」などをクライアントにお見せしながら
全体のカラーテーマや、専用部分の基本コンセプトを説明しました。





























全体に何となく使う色の方向性はお判りになりましたでしょうか?
それにしても魅力的なガラスのモザイクタイルです。
まさに基本コンセプトである「モザイク」そのものです。

日本的な小紋柄でもあり、アフリカやアジアの大地を思わせる
色合いにも見える、それに渋いメタリックカラーのアルミ手摺りが加わり
色々なモノが組み合わさった多様性を表現する。。。
こんなことをあれこれ悩めるのは ちょっと贅沢な作業かもしれない。。。

N社長、いつも「わがまま」させて頂いて感謝しております。。。

2014年5月21日水曜日

寄り添うもの。



アトリエ庭のナナミノ木が今年は大量の花を咲かせています。
直径3~4㎜ほどの小さな赤紫色の花弁です。
その花の塊がたくさん、本当にたくさん今まで見たことがないくらい。。。
正直、大量の花を咲かせるのは怖いのです。




























今年の冬、庭に人工芝を敷き詰めました。
ナナミノ木もこの庭に植えて10年程になりますが
人工芝を敷き詰め、土を隠してしまったので、
土の中の水分は蒸発しにくくなりました。

一応、メッシュシートをグランドカバーの替わりに敷き詰め
その上に浸透性の人工芝を敷き詰めたのですが
この木にとって、一生に一度あるかないかの
大きな環境の変化を経験させてしまいました。

植物は環境の変化にとても敏感です。
この木も人工芝の工事後、暫くして葉を落とし始め
最終的にすべての古い葉を落としてしまいました。
毎年古い葉は枯れ落ちるのですが、今年は異常に多かった。
そして大量の花弁の塊。

このような状態は、木にとってとても過ごしやすく成長の手助けになるか、
環境の変化に耐え切れなくなりつつあり、たくさんの花を咲かせ、
実を結実させることで、子孫を残そうとしているかどちらかだ と
庭師の方から聞いたことがあります。ちょっと要注意状態ですね。
僕の傍らにずっと10年。。。日々気をつけて観察しておかないと。。。

一方こちらはもう伐採されて、乾燥のため寝かされた
兵庫県産国産ケヤキの1枚盤。
長さ4.2m幅1.1m厚さ12cmあります。かなり高価な材料です。
もう生きてはいませんが、これからお施主様の傍らで静かに
時を刻み続けることになります。。。。













友人の木工芸家「徳永順男」さんに探して頂いたものです。
この材で、ダイニングテーブル(2m×1.1m×厚み50㎜)と食器棚、
それからカンナフィニッシュによるケヤキの椅子を7脚ほど
彼に作ってもらうことにしました。
とても素晴らしい家具達が出来上がるだろうと思います。

彼と一緒にまた仕事が出来ることがとても楽しみです。
徳永順男さんに興味のある方は下記へアクセスしてみてください。
www.tokunagastyle.blogspot.com

美しい家具達と出会えますよ。



2014年5月17日土曜日

学生達と京都へ!



授業を受け持つ建築CGデザイン学科2年生の第一課題
「共同の住まい」の現調を兼ねて、京都嵯峨野を訪れました。
共同の住まいとは集合住宅を立地から計画する課題で、
私の授業では前期の6ヶ月をこの課題だけで費やします。

今までに来たことがある学生も、初めて嵯峨野に来た学生もいましたが
ちょっと暑いくらいの道筋から竹林に入ると、ひんやりとした空気が漂い
竹林の奥は薄紫色に染まっています。
時々竹の上のほうからはらはらと、笹が雪のように舞落ち、
美しい京都らしい風情に学生達もちょっと感動。。。
































この課題はいつもは緑地公園に隣接する敷地や、
神戸ポートアイランドのある場所で計画したりして
少しマンネリ化していましたので、今年は少し趣向を変え、
京都を立地場所に選びました。

僕も久しぶりに嵯峨野へやって来ましたが、
相変わらず観光客の方が多いですね。
竹林を散策した後、天龍寺へ。
学生達が進んで寺へ来ることはあまりありませんが
たまにはこんな場所もいいものです。
全員ボーっとしてしばし現実逃避しておりました。
私も庫裡を計画していることもあり、
頭の中で色々と思いを巡らしておりました。
京都というメジャーな場所で、自分なりの空間を
如何に表現してくれるのか。。。。とても楽しみです。

個人的には京都では現在2ケ所で工事をしていますが、
残念ながら時間が無くて現場見学は出来ませんでした。

写真は淀で進めているイタリア食堂の新築工事の写真です。
ロゴデザインも決まり、月末くらいから一気に仕上げ工事に突入!
写真の真ん中あたりは厨房機器がセットされます。
テイクアウト食材も扱うので、道路に面した場所に厨房が鎮座してます。
店舗工事は改修工事が多いのですが、
新築工事は久しぶりなので、とても楽しいですね。。。














学生達ももっと京都に興味を持って欲しいと思います。
2ヶ月に1度くらい学生達と歴史的な場所を尋ね歩きたいですね。

2014年5月16日金曜日

RCデザインリノベーション



数日前、神戸市東灘区岡本で2月からリノベーションしていたお住まい
「FRENCH MODERN」へ撮影日程等の打合せのため伺いました。

ある日、アトリエへ見知らぬ方から届いた設計依頼のメール。
幾つかのキーワードを入れて、インターネット検索したら僕にヒット!!したそうです。

イタリア好きのご夫婦ということで、意気投合し計画がスタートしたのが
昨年の9月頃でしょうか。。。
リノベーションしてお住まいになるための建物を、
散歩途中に偶然見つけられ購入されたのですが、
その物件がたまたま私の知り合いのお住まいでした。。。

何とも不思議な出会いのスタートでした。

色々と打合せをしていくなかで、イタリアよりもフランスの方が
お施主様のお好みにピッタリではないかということに。。

コンクリート造の建物で大幅な変更は困難でしたので、
仕上げの部分で多少遊び心を織り交ぜました。
ボルドー色やパープル系の色合いがお好きなご主人でしたので
差し色にそのような色合いを散りばめながら。。。
なんと客用トイレットは綺麗なパープル色です。
でもキッチンだけはシンプルモダンな「モデーロ社」のデザインです。

このプロジェクトは竣工すぐの写真よりも
少し生活感のある写真で構成したかったので
あえて転居後落ち着いてからの撮影をお願いしました。
ですので、今はまだ打合せに使ったCGしかありませんが少し掲載します。

(改装前のリビング)


















(完成予想のCGです)
螺旋階段と打ち放しの雑壁を撤去し、パリのアパルトマンにあるような
少しクラシカルな階段に取替え、一番奥の壁をボルドー色に塗り、
ドアや窓もモールディングを取り付けて雰囲気を作っています。














(改装前のキッチン・業務用のステンレスキッチンを
レンガで囲ってありました)














(リビングからキッチンの完成予想CG)
一番奥にはモデーロのキッチン。
アルフレックスやアクタスで購入される予定の家具を
レイアウトしたリビングです。モダンとクラシックが融合したLDKです。














伺った日は、奥様が育てていらっしゃるたくさんの鉢植えの薔薇が
一斉に開花して、あたりが薔薇の香りに包まれてました。
とても上品な香りでした。
シャンパーニュとアンティパスミストをご馳走になりながらの
打合せとなりましたが、本当に美味しかったですよ。有難うございます。

撮影がとても楽しみですが、さていつ頃がよろしいでしょうか?「E さん」。。。
帰り際に奥様からアトリエスタッフにと 芦屋 「ダニエル」のカヌレを頂きました。




























スイーツ好きが集まってるうちのスタッフ。
全員大喜びでした。。。
本当に有難うございました。。。

2014年5月11日日曜日

静かな日曜日



久しぶりの日曜日、今週は出張の予定がなく
アトリエで溜まっている書類・見積書チェック・図面類などを
整理していました。

こんな天気の良い日、アトリエ奥スペースにある
パソコンデスクの作業では気が滅入るので、
庭が目の前にあるプレゼンルームで
「Linea Parallela」や「FRENCH  MODERN 」の
見積書のチェックをしていたのですが、
ふと目線を庭に向けると、静かで穏やかな風景が
広がっていました。

昨年から仕事が忙しく、庭の手入れも出来ず雑草だらけになって、
道行く人々にも不愉快な思いをさせていたのではないかということになり、
思い切って庭全体を人工芝に張り替えてみました。














これが思った以上にきれいで、庭のナナミノキが毎年春先に落とす
古い葉の掃除もとても楽になって、本当にスッキリしました。
こんな気持ちのよい空間を見ながらだと仕事も捗ります。
この人工芝、「FRENCHI MODERN」の屋上部分に今回敷き詰めました。
また現在設計中の「削ぎ取られた風景」の庭の部分も使用する予定です。

芝の拡大写真で見るとわかると思いますが、芝の厚みと枯芝まで混ぜて
リアル感を表現しています。














そういえば、名古屋の「抱きしめられる家」のご主人から
新しい発見をしたと写真を送ってきてくれました。
冬至にキッチンまで光を呼び込む窓が、
季節が変わり太陽が高い位置に昇ってくると、
1階の玄関ホールにこんな表情を作ってくれたようです。
美しい光は人の心を豊かにしてくれますね。

2014年5月8日木曜日

人生の愉しみ方



黄金週間、皆様はどのように過ごされましたか?
リフレッシュ出来ましたか?

私は残念ながらずっと仕事でしたが、前半に南紀で地鎮祭を終え
連休最後の日、福井県嶺南地方で計画しているお住まい
「Linea Parallela」が地鎮祭を迎えました。

前日までは一日雨模様で、足元が悪くないか心配していたのですが
朝から気持ちよく晴れて、とても爽やかな地鎮祭日和でした。














お姉ちゃんの「Rちゃん」も立派にお手伝い出来ましたね!
神主様のお供もしてたもんね。すごいね!

敷地が広いからお家が出来てもお庭で走り回れるね「Rちゃん」
弟の「Aちゃん」もとても楽しそうだったね。。


















まだ少し解決しなければならない課題もありますが、
この日の空のように、何とか近日中にクリアしたいと思います。

「私達の住まいを設計して頂けませんか?」と
突然お電話を頂いてからもう1年になります。
ご主人のご希望だった平屋のお住まい。やっとここまで来ました。。
大阪と違って空が広いのでとても気持ちいいです。

ゆったりとした空間配置の中に、要所要所遊びのスペースを
作ってあります。ちょっとリゾートぽいかもしれません。
色々な制約の中で生活するのではなく、自由に大らかに
日々を暮らす。。。そんな住まいです。














今年はもう1軒、北摂で計画中の「削ぎ取られた風景」という
ウイークエンドハウスが来月地鎮祭を迎える予定です。
それぞれに個性的なお施主様と建物ですが、
みなさん伸び伸びと、それぞれの身の丈に合った
人生の愉しみ方をわかってらっしゃるような気がします。

そのお手伝いが出来るという幸せ、
これが僕の人生の愉しみ方なのかもしれません。

素晴らしいクライアントの皆様と人生に乾杯!!












2014年5月5日月曜日

サウダージ「Saudade」



誰の心の中にもある郷愁・憧憬・切なさ。。。。
単なる故郷へのノスタルジーではなく、
今の自分を育ててくれた家庭・家族・友達、
身の回りにあった風景・街・人。。それらを思う気持ち
長崎というある意味特別な街。

(西坂の丘にある二十六聖人殉教の碑)


















ポルトガル語で言うところの「Saudade」
自分の生き方や設計する住宅を含めた建築の根源にあるもの
それがSaudadeなのだと思う。
何故それほどにも。。と思うほど、思春期までを過ごしたこの街の
美しいものも朽ちたものもこれほど記憶しているのだろう。

 (稲佐国際外人墓地 通称阿茶墓)














(外海の出津教会)


















(東山手 母校と石畳一つ隔てた隣の活水女学院・木造洋館)


















ポルトガルを一人訪ね、彷徨い歩いた時
その気持ちは頂点に達した。。
この街の風景がこれほどまでに、
心の中に仕舞い込んでいた敏感な年頃の記憶と
どこもかしこも一致するのだろうと。

(リスボンのケーブルカーと路面電車)




























 (ポルトの街並み)




























たった一度だけ訪れただけの国、ポルトガル。
なのにどうしてこんなに「Saudade」を感じるのだろう。
自分がどこに居るのかわからなくなってしまう。

故郷の街の美しく仕上られた壁の色よりも、
朽ち果て汚れた壁や石垣に愛着を感じ、
穏やかな陽射しの中、苔むした石垣の隙間に潜む遠い過去の匂いや
枯れたツタの蔓を指でなぞり、アマカワのぼろぼろと崩れる様を眺めながら、
乾いた空気に乗って流れてくる天主堂の鐘を聞いていた。

とても愛おしい記憶であり、懐かしい匂い。
それら一つ一つをこれからの時間、拾い集めてみたい。
きっとこの先の道標として、新しく考える住まいの
助けになってくれるに違いない。

2014年5月3日土曜日

タイルあれこれ



ゴールデンウイークの最中、
一人黙々と仕事をしておりますが、
こんな境遇の方も多いと思います。
特に設計を生業としているアトリエ派の建築家の方は
じっくりと考え事やエスキース・図面が描けるので
落ち着いて仕事が出来ると思っている方が多いのではないでしょうか。。。。。

今日はスタジオクランツォで使用する美しいタイルをいくつかご紹介します。

まずは大阪北区扇町で建設中の集合住宅の一部に使用するタイルです。
もうタイルというよりチョコレートと言った方がよさそうな
ガラスのモザイクタイル。美しいです。
日本の小紋柄をモチーフにしたそうですが、ルイヴィトンなど
ヨーロッパのデザインにはとても興味深いものなんでしょう。
エントランスロビーに入るとまず目に飛び込んでくる
アクセントになるはずです。
まだ正式販売前なので大きいサンプルが用意出来ませんでしたが
クライアントにお見せしたところ、即座に承認して頂きました。














続いて大理石(セルベシャンテ)模様の600角鏡面タイル。
とても上品でどんなインテリアにも合いそうです。
少し広めのリビングダイニングでないと
大判タイルのよさは発揮できないかもしれませんが
一目見て気に入って、床をタイル貼りにしたい
お客様にお奨めしています。
海外製品ですが入荷が不規則なようで在庫確保が大変です。
でも意外と安価なんですよ。このタイル。
使用予定のクライアントの皆様の分はなんとか確保しました。。。














そしてこちらは玄昌石柄といわれる
ブラックスレートをイメージした300×600のタイル。
普通の玄昌石タイルですとデコボコしたマットな感じで
和の雰囲気になりやすいのですが
こちらは凹凸の凸部分をフラットに削り落とし
その部分をポリッシュ(光沢)仕上にしてあります。
とても複雑な模様が浮き上がり、存在感があります。
京都で工事を進めている「新しい京都時間の佇まい」の
外壁の一部に取り付けますが、現在国内在庫が無く
生産国のポルトガルから船で運んでいます。
今インド洋あたりでしょうか。。。


















他にも色々新商品があり、使ってみたいと思ってますが
まずはお施主様とデザインの共通認識がしっかり出来ていないと
なかなか承認して頂けません。

今後は木質系の床材にももう少し目を向けたいと思っています。

2014年5月1日木曜日

全身に感じる気



昨日は南紀で地鎮祭がありました。
当日の朝、大阪から現地へ向かったのでは
地鎮祭に間に合わないので、前日の夕刻に到着予定で
電車に乗り込んだのはよかったのですが、
南紀では僕は「嵐を呼ぶ男」。
案の定というか、お決まりの嵐にまたまた遭遇。
途中駅の古座あたりで集中豪雨が発生しました。
幸いにも大事に至らず、到着時間が40分近く遅れただけで済みましたが
何せ、自然気象のトラブルに見舞われる回数が相当多いです。

いつもネガティブに考えないで、何か自分には大きなツキがあるという風に
思っております。「ポジティブ思考」というヤツですね。。。。!?

前日は夜遅くまで激しい雨が降り続き、ちょっと心配したのですが、
朝、起きてみると太陽が顔を出し、ほっとしました。
地鎮祭は世界遺産「熊野本宮大社」の宮司さんに来て頂きました。
なかなかこんな機会もないので、写真を撮らせてもらいました。

朝はちょっぴり湿った海風が吹いていました。
少し離れた海岸から、海風に乗り潮騒が聞こえてきます。
新しい住まいが出来上がっても、
窓を開ければ遠くに潮騒の音が聞こえるんだろうなと思うと
とても素晴らしいロケーションに巡り会えたことに感謝しています。
 

















地鎮祭の後、大阪に戻る電車まで少し時間があったので
お施主様と観光をしようということになりました。
よく考えてみたら、仕事だけで滞在時間がいっぱいになり
観光をしたことがありませんでした。

で、初めて那智の滝を見に連れて行ってもらうことになりました。
高さ100メートル以上のところから流れ落ちる滝は
前日の豪雨で水もハンパではないくらい多かったのですが
逆にこの大滝の凄みを肌で感じました。
特に鳥肌が立つような強いパワーが体中を包み込みました。


















参道の傍らにある樹木も根が生きているような
力強さに溢れてるし、深い山々の新緑から
「良い気」をたくさん頂きました。
































次回来る時は「熊野古道」を歩いて滝を目指してみたいですね。
貴重な時間を作ってくださったお施主様、
本当に有難うございます。
そして熊野の山々に感謝です。。。