2015年12月31日木曜日

旅のお供(続編)



旅のお供の続きです。

合衆国は州によって、使用を許可されていない食材があります。
フォアグラもその1つで、カリフォルニア州のレストランでは
メニューに記載されていません。

フォアグラがお好きな奥様のために
隣のネバダ州ラスベガスへ移動した。
今回、賭け事は誰もしないので、カジノが併設されていない
「マンダリン オリエンタル ホテル」へ宿泊。
このホテルにはフレンチの超有名シェフ
「ピエール・ガ二エール」監修のレストランがあるので
フォアグラはもちろんそこで召し上がって頂きました。
美味しかったそうですが、とにかく量が多い。
それとソースの味付けが甘いですね!
アメリカは何処へ行ってもソースが甘い!















ラスベガスではもう一つ計画がありました。
早朝の小型飛行機でグランドキャニオンへ行くこと。
朝3時半に起きました。眠いです。
クライアントご夫妻は早朝のゴルフがたまにあるから
早いのは大丈夫とのでした。

夜明け前のホテルロビーは誰もいません。
撮影するには丁度いいタイミング。
あちこち撮りまくりました。















夜明けと共に飛行機に乗り込み
一路グランドキャニオンへ。















日の出前の飛行機の写真は暗くて撮影できないので、
これはグランドキャニオンからの帰りの飛行機の写真です。





















































フーバーダムを眼下に見ながら、1時間ほどのフライト。
荒涼とした風景はなかなか日本では見ることが出来ません。
朝日が昇りだすと、山間ににある針葉樹に横から光が当たるので
何か点描のような模様が浮き上がります。面白いですね!















 















グランドキャニオンはどこから見てもグランドキャニオンです。
それにしても寒かった。標高1400mほどのところにあるので
早朝の気温は氷点下です。日が昇ると暖かいですけど。
空気が澄んでて気持ちよかったです。















本来なら冬眠しているリスですが、
観光客が餌をくれるので、冬眠しない輩がいるらしい。
このリスに引っかかれると血清を打たないといけないような
細菌に感染するするそうですが。。。。


さて、もう大晦日の夜になってしまいました。

続編をアップするか、元旦に考えます。
ずっとブログを書く余裕が無かったのですが、
書くことはたくさんあるので、少しづつ以前のペースに戻していきます。

本年はブログ更新がままならず申し訳ありませんでした。


ブログを読んで下さる皆様に
素晴らしい一年が訪れますことを心よりお祈り申し上げます。


 

 

2015年12月26日土曜日

旅行のお供(西海岸へ)



11月下旬から12月初旬にかけて
クライアントご夫妻のお供をしてアメリカ西海岸に出かけておりました。

今年金婚式を迎えられ、奥様からご主人様に
記念にどこか旅行をしたいと仰られたそうで、
二人で旅行するのは大変だから、
誰かに案内を頼もうということになり、私が指名されました。

過去に欧州へは何度かご一緒に旅行したこともあり、
自分たちの事を一番わかっている私にと。。。

何か月か前から、航空券やホテルの手配、
目的地の選定など、時間を作っては旅行社と打合せし、
スケジュールを組んでいきました。

西海岸を選ばれたのは、ニューヨークはちょっと遠距離だし、
奥様がそちらにあまり旅行された経験が無かったことや、
ヨーロッパが難民問題やテロ等で旅行するにはリスクがあったことなどで、
ご主人が決められました。

丁度私にも大学時代からの親友が、
卒業以来40数年サンフランシスコに住んでいることもあり、
旅行中同行してもらい、色々なサポートお願いすることができました。


































まずは親友の紹介から。。
彼も私と同じ独身ですが、僕と違ってアメリカで優雅な生活を送ってます。
ゴールデンゲートブリッジを渡って15分ほど走った海沿いにある彼の新しい住まい。
フレンチブルドッグの「ピエール君」とのんびりした日々を過ごしているせいか
しゃべり方も物腰もゆったりしてます。
床に敷いてあるラグは本物のシマウマの毛皮です。
彼の親しい人がその昔、許可を得てアフリカの草原で仕留めたものだそうで
倉庫にはそんなモノがいくつもあります。

彼の家から1時間程車を走らせると、
カリフォルニアワインで有名な「ナパバレー」へ到着します。
サンフランシスコへ到着した翌日、車をチャーターしてワイナリーへ出掛けました。
ナパは10年程前に彼と訪れたことあったのですが、
その際、買い求めたジョセフフェルプス「インシグニア」という素晴らしいワインに
もう一度会いたくて、クライアントにわがままを言わせて頂きそのワイナリーへ。







































































よく手入れされた畑はとても美しく、
収穫が終わった後のブドウ畑をこんな風に眺めるのも
なかなか感動的で、クライアントご夫妻も、
とても喜んでいらっしゃいました。

畑にあった摘み残しのブドウを少し頂きました。
小粒ですが、濃厚で甘みが強くとても美味しいです。
良いワインを作るためには糖度の高いブドウが必要なのです。
アルコール発酵するためには糖分が必要ですからね。
お二人ともワイン用の葡萄がこれほど甘いとは思われなかったようで
驚いていくつも口に入れられてました。















持ち帰った葡萄。あちこちの畑で食べましたが、
このカベルネが一番美味しいように思いました。

ランチは葡萄畑の高台にある、「オーベルジュ ソレイユ」という
ナパでは有名なレストランへ。
金婚式ということを親友が伝えておてくれたので、
お店でお祝いをしてくださいました。

ナパ セントヘレナ方向の葡萄畑。
つづれ織りのような、美しいパッチワークです。




























何度足を運んでも飽きない風景が点在するナパ。
今度はワイナリー巡りを楽しみたいですね。