2016年5月14日土曜日

初夏の野草たち



一昨日、大阪から電車で1時間ほどの計画地を見に行きました。

山間の静かな場所です。
日当たりもよく、隣地は公園で、野鳥たちの囀りが途切れなく響き渡ります。
眼を閉じれば、天国にいる気分。(もちろん天国なんてどんなところか知りませんが。)

計画では、その公園にある、大きな木を如何に取り込むかが
ポイントのような気もしました。

起伏のある公園には、小さな草花がたくさん咲いています。

最初に目についたのが、キク科の「コウゾリナ」
辺り一面に咲いています。















タンポポの仲間です。

それから地面にもう少し顔を近づけると
目立ちませんが、小さな花々が一生懸命咲き誇っています。

こちらは「ミヤコグサ」




















なんでも京都にたくさん咲いていたからこの名前がついたそうです。
本当のところはわかりませんが。。。。
マメ科の植物ですね。独特の花弁のカタチです。

そして「ニワゼキショウ」




















アメリカ 生まれの帰化植物。
可憐な小花です。花の大きさも1cm未満。。。
地下茎を使って繁殖します。だから群生して咲くようです。
でも虫たちが受粉してくれると1日で枯れてしまうそうです。
咲いてる雰囲気からすると日本ぽくないですね。

植物たちの目線になって、眺めてみると
また面白い風景が見えてきます。

気持ちが和む現地調査でした。



2016年5月5日木曜日

今年の黄金週間



このゴールデンウイークはほとんど仕事で追われてしまいました。

ここ何年か、同じことの繰り返しで進化がないなあと思いつつも、
結局、普段日常業務に追われて、時間をかけて考えなければならない
プロジェクトのイメージデザインやカラーチャートの作成、
コンセプト文の草案など、静かに一人で考えたい時間に費やしました。

その間にずっと探してる家具を求めて出かけたり、
夏に作らなければならない集合住宅のモデルルーム備品選びなど
どちらかといえば、インテリアデザイナーに近い仕事も多かったです。

















写真はある集合住宅のインテリアデザインを考える仕事。
建築中の超高層集合住宅1区画のインテリアデザインを
全面的に考え直すもの。
集合住宅の完成は来年晩秋ですが、今夏までにデザインをすべて確定し、
デベロッパーさんと打合せを進めていかなければなりません。

造作工事以外にも、照明計画、ソファ、ベッドなどの家具、
窓廻りのカーテン、設えの小物など、インテリア全て、多岐にわたります。
信頼して頂いて、すべてを任せてもらってますが、
それだけにプレッシャーもあります。

好きな楽しい仕事ですが、普通に木造住宅が新築出来るくらいの
コストがかかりますので、慎重に進めていかなければなりません。

常に複数のプロジェクトが同時進行していますが、
それぞれにコンセプトが異なるので、頭の中を整理し、
混乱しないように心掛けています。

何だかんだ言ってるうちに、黄金週間も終わってしまいますね。。。。